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部下の話を聞かない上司…いえいえ本人は聞いているつもりなのです

上司は私の話をちゃんと聞いてくれないんです
私たちの言うことは全然反映されないんです
言っても響かないので言いたくなくなってきました

部下はそう感じていても
上司は自分は部下の話を「聞けている」と思っていることの方が多いんだそう

そのすれ違いが生じてしまう理由はなんでしょうか?

たった一つのポイントで
部下に頼られる上司に変わることが出来ます

キャリアアップを目指す働く女性に読んでいただきたいコラムです

本当に部下の話を「聴けて」いますか

キャリアコンサルタントの古賀ちぐさです。

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聴いているようで、実はきちんと聴けていない

あなたは部下の話をきちんと聴けていますか?

以前、管理職向けの研修をした時にこんな質問をしてみました。

「部下の話をきちんと聴いていますか」

すると、管理職からは「もちろん!」という声が挙がりました。

頼もしいですね。管理職として部下の話を聴くのは当たり前のこと。これぐらい出来ていて当然だというわけです。

 

ところが、今度はメンバーに

「上司は話を聴いてくれていますか?」

と聞いたところ、「聴いてくれない」という声が大多数でした。

 

上司は『聴いている』と言うのに、部下は『聴いてくれない』と言う。この矛盾はどこから来ているのだと思いますか?

それは上司は聴いているつもりでも、実際には聴けてないことが多いのです。そして、部下にはそれがバレているということです。

 

やっぱり自分たちは聴けていなかった・・・

上司は聴いているつもりでも、部下は聴いてくれていないと思っている。

その事実を伝えても、管理職のメンバーは納得いかない様子。

時間がない中で話を聴く姿勢を持っているのに・・

そんな声が聞こえてきそうでした。

 

そこで、研修の中でこんなワークをしてみました

2人1組になり、片方が部下役で片方が上司役。

部下役は上司役に対して昨日の出来事を報告します。上司役はそれをいつも部下の話を聞いている通りに聞きます。

するとこんな風になりました。

 

上司役の人が途中で話を遮るんですね。

「えっ、それって◯◯じゃないの?」

「どうして?これは◯◯のはずなのに」

 

そして、話を聞いているはずなのに、気付くと自分の意見を言い始めているのです。

もちろん、上司役の管理職は「良かれ」と思ってやっています。

でも、部下役をした管理職に感想を聞くと

自分の話を聞いてもらっている気がしないと言うのです。

 

これが、上司は「聴いている」と言い、部下は「聴いてっもらっていない」という正体。

次はこんなワークです。

 

上司役と部下役を設定するのは一緒。以前のワークと違うのは、上司役は一切、自分の意見を言わないこと。

ただ、ひたすら部下の言うことに相槌を打ち、話を促すだけです。

 

すると、途中で上司役の管理職がソワソワしだしてくるのです。

普段、話を遮って自分の意見を言うことが当たり前になっているから、ただ相槌だけで話を聞く、ということが出来ないのです。

つい、口を挟んでしまって「口を挟んじゃダメですよ」と注意を受けてハッとするなどいうことも。

 

部下役の管理職は、今度は話を聞いてもらった感じがする、と話していました。

逆に上司役の管理職からは、「落ち着かない」「口を挟みたくなる」との声が挙がりました。

 

このワークをやるといかに自分が相手の話を「聴けていないか」というのがとてもよく分かるのです。

そして、部下役もやることで、自分が話している時に相手に遮られることが、いかに不満となるのかも実感できたのです。

その他、忙しいとつい、PC操作をしながら相手に顔も向けずに対応してしまいますが、

これも「話を聴いてくれない」と思われる大きな要因です。

 

話を聴くときは手をとめる。相手の話は遮らない

話を聴くときは、手を止めて相手の話を聞きましょう

相手の話は遮らず、最後まできちんと聞きましょう

自分の意見を言う時は、相手の話を一通り聞き終わってからにしましょう

ビジネスマナーでもよく言われることです。

 

でも、新入社員の頃に習う、基礎の基礎が出来ていないのです。

それは、管理職が部下よりも色々なことが分かる、そして、忙しい管理職が多いというところにあると思います。

経験もスキルも当然ながら部下よりもありますから、つい、相手の間違いや相手の言いたいことに気付いて、先回りして言ってしまうのです。

 

また、プレイングマネージャーなど管理職自身が忙しいということもあり、つい、「ながら」聞きをしてしまうのですね。

でも、「聴いてもらえない」と思っている部下は、次第に上司への不信感を募らせます。不信感が募れば、どんどんコミュニケーションは取りにくくなるものです。

自分は大丈夫!と思っている管理職のみなさん、本当に大丈夫ですか?

一度、自分がきちんと部下の話を聴けているのか、客観的に見てみる必要があると思いますよ。

”欲しいものを全て手に入れる”そんな生き方をしよう


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